保険と一言で言ってもいろいろな保険があります。 では、どういった保険に入り、どういうタイミングで保険を見直すのがいいのか、悩むところですよね。
家族構成が変わった。収入と支出のバランスを考え、無駄をなくしたい。
子どもの成長など保険を見直すタイミングは生活の変化とともにあります。
また、医療の進歩等に伴い平均寿命が延び、各保険会社により保険商品の見直しが行われます。
従来のような死亡保障と医療保障の2本立ては時代遅れとなり、今の時代に合わせて保険を見直すことが必要となります。
長い人生のなかで必要な備えは、大きく分けると死亡後の家族の生活費、医療、教育資金、老後の生活費といったところでしょうか。
もちろん、保険を当てにしなくても、貯金等自分の蓄えで全てまかなえるという人は無理に保険に入る必要はありませんが・・。
《死亡・医療保険》
平均寿命が延び、死亡率が低下したことで保険の選び方も変わります。 保険に回せる限られた資金のなかで、「就業不能」や「老後破綻」といった新たなリスクにも備えなければなりません。
それには、「安い」「ムダがない」「穴がない」「他の保険とカブリがない」ということを基準に戦略的に保険を見直す必要があります。
まず、見直すべきところは死亡保険です。
死亡保障は死亡率が低下したことで安くてに入ります。 ですが、逆に死亡率が低下した今、そこまで死亡保障は必要ではありません。
単身者の場合には、思いきって死亡保険を切り捨てるのもありだと私は思います。
既婚者の場合に必要なのは、子どもがいない場合は、葬式代と配偶者の生活費(配偶者の収入が少ない場合)といったところでしょうか。
子どもがいる場合にはプラス子どもの教育資金も必要になります。
死亡保険の保障額が大きい保険に入っている人は、死亡保障を少なくすることで保険料を少なくすることをおすすめします。
また、収入保障保険は価格競争が激化し、過去最低水準の保険料となり、年代や健康状態に合った商品を選べば、保険料の支出を減らせます。
そこで必ず加入を検討したいのは就業不能保険です。また、少し足した保険料で就業不能保険も手に入ります。
平均寿命は延びたけど、ずっと健康で働けるとはかぎりません。
特に子どもがいる家庭は、稼ぎ手が働けなくなると、収入が減り、治療費が必要となります。
教育費や住宅ローンの支払いが必要な人には必要な保険だと思います。
ただし、就業不能保険に入るなら、他の医療保険等と被っていないか注意が必要です。
他の医療・ガン保険でもある程度カバーしていて保障が被る場合もあります。 そして、被っている部分があれば、保障のムダを削ることが必要です。
私も最近保険を見直しましたが、単身なので死亡保障は少なくし、その代わり病気やケガはもちろん、三大疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞)、女性特定治療、先進医療保険がついています。
そして、所定の状態になった時には保険料免除される特約がついています。
また、この保険は健康診断の結果を出せば、健康状態によって保険料が安くなります。
皆さんも、一度自分の保険を見直してみてはいかがでしょうか。
死亡保障、働けないリスクをカバーする保険を考え終わったら、次に考えるべきは老後資金です。
コメント