《資産運用》

この低金利時代、銀行にお金をただ預けておいても増えませんよね。 しかもただでさえ低い金利に税金までかかりますよね。 「えっなにそれ?」「聞いてないよ~」という人もいるかもしれません。

なぜなら、預金利息って源泉分離課税で受取利息から税金が引かれた金額が通帳や入手金明細に載ってくるのです。
受取利息にかかる税率は、所得税15%に地方税5%を足した合計20%となっています。
しかも2013年から25年間は復興特別所得税が「15%×2.1%」上乗せされます。

つまり「所得税15%+復興特別所得税0.315%+地方税5%」の計20.315%が受取利息にかかる税率でこれが差し引かれて利息として口座へ入ってくるのです。
これでは、いくら銀行に預金をしていても、なかなか増えていきませんよね。
過去には、金融資産がたくさんあって利息で暮らしていけるなんて人もいた時代もありましたが、そんな時代はもう終わりました。(+_+)

では、持っている資産を増やしていくにはどうしたらよいのでしょうか。 やっぱり持っている資産を運用することだと思います。 でも運用にはリスクもつきものなので分散して投資することをおすすめします。

私は、FPになるまであまり将来のライフプランについて考えてこなかったので、資産なんて少ししかありませんが、将来の資金に不安を感じ😖💧、株(日本株)とFXとNISAを少しずつやっています。
でも、FXはリスクも高いので投資初心者🔰の方にはあまりおすすめしません。
前述でも述べた通り、預金の利息には約20%の税金がかかります。

そこで、税金をなしにしてくれる運用があるので紹介します。

それが、「NISA」「つみたてNISA」「iDeCo」です。 何かよく分からなくても名前くらいは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

*ただし、つみたてNISAとNISAは併用できず、どちらか一方しかできません。
また、NISAとiDeCoは併用できます。

●つみたてNISA、NISA、iDeCoどれをするべき?

違いが分かったところで、どれをするのが一番いいのでしょうか。

NISAのいいところは、利益が非課税になるところと必要になったらいつでも引き出せるところです。

iDeCoのいいところは、定期預金などの元本保証型の商品も利用可能なところ、税的優遇が大きいところです。
ただし、iDeCoは原則60歳まで受け取れないことに注意しなければなりません。
個人型確定拠出年金なので、資金使途は老後資金に限定されるのです。

結論は、投資をやってみたいとかそんなに長期で運用しなくてもいい、または短期間にある程度まとまった額を運用したいという時はNISA。

少額でこつこつ積立をし、ある程度長期で運用はしたいが、10年後~15年後にはマイホームを購入したい等で引き出す時が来るかもしれない等、老後までには引き出すかもしれない人はつみたてNISA。

老後の資金として運用したい、それまで引き出すつもりがない場合はiDeCo。

NISAとiDeCo両方できる余裕がある人は両方やるのが一番税的優遇が受けられるのでいいと思います。
また、優先してどれかを選ぶなら節税メリットが一番高いiDeCoだと思います。
つまりは、それぞれのいいところがあるので、状況に応じて使い分けるといいと思います。


ちなみに私は、この中ではNISAのみやっています。
私が口座を作った頃はつみたてNISAがまだなかったので(^^;。

今ならつみたてNISAを選んでいると思います。
また、iDeCoも近い将来やりたいと思っています。

しかし、まず投資をする上での大原則は近く必要となるお金を使わないこと。 長期的に運用しても問題のないお金ですることです。

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