《教育にかかるお金2》

ライフプランニング

🔶高等教育無償化 愛知県の制度🔶

国の支援金は、2020年より年収が590万円未満の世帯で、一律で39万6千円まで引き上げられました。
これは全国の私立高校の授業料の平均水準であり、要件に該当すれば授業料の負担なしで私立高校に通うことができるようになります。

各都道府県においても、国の制度に上乗せする形で、独自の支援制度を設けているところがほとんどです。
愛知県の場合、以下のようになっています。

愛知県 学事振興課私学振興室 助成グループ
052-954-6187

対象となる所得の用件が正確に示されているのですが、解りにくいですよね。
では、世帯年収の目安で示すとどうなるのでしょうか。

・年収が590万円未満の世帯で、国の就学支援金39万6,000円と愛知県の補助金とあわせて41万2,800円まで。

・年収が720万円未満の世帯で、国の就学支援金11万8,800円と愛知県の補助金とあわせて41万2,800円まで。

・年収が840万円未満の世帯で、国の就学支援金が11万8,800円+愛知県の補助金とあわせて20万6,400円。

・年収が910万円未満の世帯では愛知県の補助金の上乗せはありませんが、国の就学支援金が11万8,800円。

🔶入学金の補助🔶

愛知県では入学金の補助もあります。それは、下記の通りとなっております。

・年収720万円未満の世帯では、20万円。
・年収840万円未満の世帯では、10万円。
※詳しくは愛知県のWEBをご参照ください。

🔶まとめ🔶

まだまだ、所得格差で教育を受ける機会や就ける職業等に違いはありますが、こうした国や県の補助により、教育を受ける間口が所得がそれほど多くない層にも広がれば、きっと将来就ける職業や、年収も変わってくることと私は思います。

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